老後の生活を楽しくする
   
      
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 よくあるご質問
皆様から寄せられた質問をまとめました。
Q1. 「いけない事」と、頭ではわかっていてもついきつい言葉が出てしまいます。そして「悪かったと」気持ちが落ち込んでしまいます
A1. 介護は、1日24時間、1年365日休みなしです。とげとげしたくなる気持ちよくわかります。しかし、「この人なら最後まで私を見てくれる」と頼っているからこそ、訳のわからないことや、わがままを言ってくるようなきがしています。何もかも看ることはないと思います。自分が、どんな事があっても看れることだけすればいいと思います。出来ないことは無理せずに、ヘルパーさんなど、介護してくださる方に介護を任せていいと思います。
ちなみに、私は、母(94歳)が、食べて、排泄して、寝るの内、排泄が1人で出来なくなったら、そのときは、母を施設に入れる決めています
今、目の前にいる親は、何年後かの自分なのだから、何よりも介護する人の気持ちを家族や周りの方が理解してあげることが大事ではないでしょうか。

Q2. 同じことを繰り返し言う(聞く)のでつい、きつい言い方をして怒ってしまう
A2. 当人は、同じことを言っている(聞いている)とは思っていません。わからないから聞いている(話している)のです。それを怒ったところで、当人が嫌な気持ちを持つだけです。
でも、毎回繰り返されると嫌になりますよね。だから、毎回付き合うことはないですよ。「ふ〜ん」「そ〜う」と受け流してもいいですよ。そして、たまには、手の空いたときには「ふ〜んそうなの」と大きなアクションを交えて話をじっくり聞いてあげれば、当人は 「話を聞いてくれる(もらえる)」と、いいイメージが残ります。穏やかな気持ちを抱かせるのも一つの方法です。

Q3. 同じことを繰り返し言う(聞く)のでつい、きつい言い方をして怒ってしまう
A3. 当人は、同じことを言っている(聞いている)とは思っていません。わからないから聞いている(話している)のです。それを怒ったところで、当人が嫌な気持ちを持つだけです。
でも、毎回繰り返されると嫌になりますよね。だから、毎回付き合うことはないですよ。「ふ〜ん」「そ〜う」と受け流してもいいですよ。そして、たまには、手の空いたときには「ふ〜んそうなの」と大きなアクションを交えて話をじっくり聞いてあげれば、当人は 「話を聞いてくれる(もらえる)」と、いいイメージが残ります。穏やかな気持ちを抱かせるのも一つの方法です。

Q4. 自分(家族)が何時、認知症になるのか心配でたまらない
A4. 年を重ねると体の機能も衰えてくるように頭の機能も衰えて来ます。認知症も老化現象なので、年を重ねれば認知症になります。
心配するのではなく、老化と上手に付き合う方法を考えていかれたらいいかと思います
今日が何日かわからなくても、何度でも同じ事を聞いてきても、家族が「認知症なんだから仕方ない」と受け止めてあげればいいのでは
乱暴な言い方かもしれませんが・・・認知症でも「食べて・排泄が出きて・眠れる」が1人で出来れば、介護を必要としなければいいことですよ。認知症は老化現象なのですから、怖がらずに日々楽しく暮らせることに心がけたほうがいいかと思います

Q5. 認知症の人との付き合い方は如何したらいいの?
A5. 正解はありません。なぜなら、皆、名前や、顔が違うように、様々な認知症の表情があるからです。
健常者の目には認知症と映っていても、本人は認知症とは思っていないことが多いです。認識のない方を「認知症になった」と言うから角が立ってしまうようなきがしています。私たちが変わることで違う世界が見えてくるようなきがしています。

Q6. 認知症になったら如何しよう
A6. 認知症を怖がるのではなく、何が出来て何が出来ないかを見極め、出来ることをすれば(させれば)いいと思います
   
私の母(94歳)は、何度教えてもATMの操作が覚えられませんが、印鑑なら今でも一人でお金を引き出せます。ご飯の支度が出来なくても、茶碗を洗うことは出来ます。ちなみに、我が家では、茶碗を洗うのは母の仕事です。母は、今日が何日か、今何を食べたのか覚えていません。でも、自分のことは一人で何でも出来ます。
   
乱暴な言い方かもしれませんが、自分のこと、(食事、排泄、睡眠)出来ればGOOGではないでしょうか?

Q7. 物忘れがひどくなったみたい、これって認知症になったのかしら?
A7. 物忘れは老化現象です。不安になったり心配したりしないで、老化現象と受け止め、老化現象と上手に付き合えばいいかと思います。

Q8. 何時、認知症になるのか心配でたまらない
A8. 年とともに、体もあっちこっちがおかしくなるように老化が始まります。認知症も老化現象です。遅かれ早かれ、誰でも認知症になります
だから、認知症の予防が大事なのです。効果的な予防は続けることではないでしょうか?

Q9. 高齢は、如何して昔のことを話したがるの
A9. 高齢者は、何を食べたか等新しい事を記憶できませんが、昔のことは記憶に残っているのです。だから、自分が生きてきた証、昔の記憶を繰り返し話すのです。しかし、私たちは、繰り返し昔のことを話す高齢者の「繰り言」に耳を傾けてきませんでした。
私たちが、昔の記憶の扉を閉めてしまったのです。扉を閉めてしまえば、記憶も消えてゆきますし、生きる気力も消えてゆきます。
参考に 親の元気な姿をもう一度みたいあなたへのメッセージ「認知症が治った」・文芸社をお読みいただければ幸いです
   
     セブンアンドワイ(http://www.7andy.jp/books)    
     クロネコヤマトのブックサービス(0120−29−9625)
      携帯電話からは03−6739−0711

Q10. 高齢者は環境が変わると如何しておかしくなるの
A10. 高齢者と若者では、行動が違います。若者は、環境適応行動ですが、高齢者は記憶行動です。だから、若者は、新しい環境にすぐに順応できますが、高齢者は、記憶のない新しい環境には順応できないのです
記憶にない最新の洗濯機は使えなくても、記憶にある洗濯物を干したり、取り込んだりする事は出来ます。
10歳から15歳頃の記憶が残っていると、日常生活を維持する事ができます

Q11. 認知症は治るの
A11. 治るには、色々な解釈があると思います。例えば、骨折をし、ギブスが取れたので治ったのか リハビリが終わったので治ったというのか、後遺症が残るも、何とか今までのように暮らすことが出来るので治ったというのか、治ったの受け取り方は、人様々です。私たちは、残された機能を生かしながら、在宅で暮らすことを目指し、老化のスピードを緩やかにすることを目指した活動をしています。

Q12. 年寄りは如何しておんなじことを聞く(話す)の?
A12. 年をとってくると新しいことが覚えられなくなります。
だから、聞いたこと(話したこと)を覚えていないので、同じことを繰り返すのです。
私たちが、ちゃんと受け止めて聴いてあげることが認知症の予防につながるのです
認知症を予防することができるのも私たち。認知症にするのも私たちです。

Q13. 誰でも年をとるとアルツハイマーになるの?
A13. いいえ、そんなことはありません。
アルツハイマーは脳細胞がだんだんと死んでいく病気です。
10代でもアルツハイマーを発症した事例も報告されています。
若年アルツハイマー(30〜50代)も問題になっています。
今のところ、何で脳細胞が死んでいくのか、原因は分かっていません

Q14. 認知症は予防できるの?
A14. 予防できます。何でも、予防するには続ける事が大事です。続けるには楽しくなければ続きません。
    継続 + 楽しい = 予防

Q15. 予認知症の治療方法はあるの?
A15. ありません。でも、予防方法はあります。
龍ケ崎市回想法センターでは、心療回想士を中心に、物忘れチェックをしながら認知症予防活動をしています。

Q16. 認知症は治らないの?
A16. 本「認知症が治った」文芸社のなかでも紹介していますが、脳血管性認知症は治すことができます。

Q17. アルツハイマーと脳血管性認知症(痴呆)は同じですか
A17. 違います
アルツハイマーは、脳細胞が死んでいくために問題行動を起す認知症害で原因はよくわかりません。
アルツハイマー病というように病気です。問題行動を起こすため入院治療が必要です。
新しいものが覚えられない等、脳血管性認知症は、誰にでも遅かれ早かれやってくる老化現象による認知症で予防したり改善したりすることのできる認知症です。  
Q18. 最近物忘れが多くなったの。認知症かしら?
A18. ヒントをもらえれば思い出せるのなら、老化現象による物忘れなの。心配ないわね。
でも、ほっておけば、認知症になるから、回想会話をしたほうがいいわ。
しかし、ヒントをもらっても思い出せないのなら問題よ。認知症の疑いがあるし、治療が必要だわ。
心配な方は、回想法センターあるいは、日本回想療法学会にご相談ください。  

Q19. 回想法ってな〜に?
A19. 医者から「癌」と告知された方のケアカウンセリングとしてアメリカで開発されたのよ。回想法は、自分の過去をじっくりと再確認することを支援するデスカウンセリングなの。そうした精神療法の面だけでなく、現在では、コミュニケーション技術ツールとしての価値も開発されているのよ。

Q20. 回想法にはどんなものがあるの?
A20. 回想法には、リクレーションタイムに実施されるリクレーション回想法と、認知症などの治療を目的とした医療的な「心療回想法」があるのよ。
「龍ケ崎市回想法センター」では、「心療回想法」を取り入れているの。
現在、心療回想士を中心に、回想法を学んだ「回想ガイド」が、龍ヶ崎市歴史民俗資料館で認知症予防のための回想ガイド活動をしているのよ。
  * **ガイド予定日は、回想法センター便りを見てね***

Q21. 認知症って昔はなかったの?
A21. 昔も認知症はあったのよ。でも寿命が短かったので、認知症になる前に亡くなる方がほとんどだったの。だから今のように社会問題にならなかったの。つまり、誰でも年をとれば認知症になるのよ。でも認知症は予防することができるのよ。

Q22. どんな予防をすればいいの?
A22. 楽しいお喋りをすればいいの。楽しいお喋りには井戸端会議で代表される世間話と、自分の生きてきた軌跡を振り返ることを基本とした「回想会話」があるのよ。
しかし、世間話は気の向くままのお喋りよね。これはコミュニケーションを深めるには効果的だけど、目的を持たないお喋りは、大脳をあまり刺激しないから認知症の予防にはならないのよ。
だから、回想会話をするのがいいのよ。<回想>つまり昔を思い出すことなのよ。昔、夢中になって遊んでいた楽しかったことなど、生き生きと輝いていた自分を思い出すことは、大脳をいっぱい刺激するのよ。大脳を刺激することは大脳が活性化されるの。そう、気持ちが若返ってくるのよね。気持ちが若返ってくることは、老化のスピーイドを遅らせることができ、認知症の予防につながるということなの。

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