老後の生活を楽しくする
  
      
私たちは、愛され、褒められ、役に立ち、 人に必要とされる活動を心がけています
 組織概要
名称 特定非営利活動法人 龍ケ崎市回想法センター

所在地 主たる事務所
〒301-0003 茨城県龍ケ崎市平台5丁目9番地7
TEL 0297-65-4443

設立 平成17年10月20日

設立趣旨 わが国は、外国にも例を見ない程急速に高齢化が進んでおり、2010年には国民の4人に1人が65歳以上という、超高齢化が予測されております。高齢者の増加と共に、寝たきりや認知症など、その状態の多様化、重度化、長期化が問題になっております。

 核家族化、少子化が進む中で、老老介護の問題など、高齢者を抱える家族にとって、介護は精神的にも経済的にも大きな負担となっており、特に認知症高齢者を抱える家族の精神的介護負担が問題になっている。そこで,回想法によるコミュニケーション技術で、65歳以上の者の5年後に予想される認知症高齢者を10%減少させ、元気な高齢者を増やす取り組みを行うことにより、在宅介護家族の精神的介護負担の軽減を図ることができる。

 また、この20年間の時代の変化には、時代の壁とも言える差ができており、若者と高齢者との精神的つながりが断絶しているように感じられる。核家族が進み、家庭に高齢者がいないため、高齢者がどのように生きてきたのかさえ、聞く事ができない時代となった。

 高齢者と若者が一緒の部屋にいても両者の間には,何のコミュニケーションも生まれてこないのが現状である。そこで、高齢者とのコミュニケーションを豊かにするために開発された技術である『回想法』を高齢者と若者が一緒に学ぶ事で、両社に共通の話題が生まれ、よいコミュニケーションができてくる。高齢者が地域の文化(自分の回想でもある)を若者に語ることで、地域文化の伝承となる。つまり回想法と地域文化のコラボレーションといえる。高齢者が昔話をすることは、認知症予防・改善にもなるし、若者にとっては、高齢者とのコミュニケーションを促進させる効果にもなる。元気な高齢者が増えることは、高齢者の外出を促し、買い物を楽しむ高齢消費者として、地域経済活性化が期待できる。

貸借対照表(平成30年度)

NPO法人龍ケ崎市回想法センター
代表 赤嶺 愛子


 龍ケ崎市回想法センター概要
龍ケ崎市回想法センターでは、「回想法で介護のお世話にならない元気な高齢者を育成することにより、在宅介護家族の精神的介護負担の軽減を図る」NPO設立の趣旨にそった《障害者になっても、認知症になっても、残された機能を生かして自分らしく輝いて在宅で暮すことをモットーに、出来る人が出来ることを《無理なく・楽しく・負担なく》認知症予防活動をしている。

認知症予防活動
龍ケ崎市歴史民俗資料館を中心に認知症予防のための回想ガイド活動をしています。
回想ガイドは、歴史民俗資料館に展示されている展示物の説はしません。来館者と展示物を見ながら、昔の記憶を引き出す話しかけ(傾聴)を何よりも大切にし、回想話(昔しの思い出話)をしています。
昔の遊び体験教室
龍ケ崎市歴史民俗資料館屋外展示場で、親子3代で楽しく昔の遊びをしています。
核家族化が進み、世代間でのコミュニケーションが難しくなってきています。そこで、遊びを通して世代間交流をしています
講演会活動
 エピローグ( 設立までの流れ )

>>平成12年11月 終の棲家として龍ヶ崎を選び、川崎より転居

>>平成13年 9月 主人、頭の動脈瘤の手術。右半身麻痺と失語症(高次機能障害)の後遺症が残る。

>>平成14年 2月 障害の残る主人と、地域の中で暮らすにはどうしたらいいのか、同じ悩みを持つ家族と話し合いを始めたことが、後の、地域のもうひとつの家『あっとホーム』の土台となる。

>>平成15年 3月 回想法は、脳血管障害には効果的の言葉に引かれ、回想法講演会に参加。回想法との出会いとなる.
回想法=傾聴、傾聴=回想法の言葉にひかれ、回想法の勉強を始める。心療回想士の資格を取る。

>>平成15年12月 母(88歳)、大腿骨骨折で入院手術。

>>平成16年 1月 初めて、介護保険申請手続きをした。

>>平成16年 2月 母は、寝たきり・紙おむつ、痴呆症状が現れ、要介護4と判定され、娘のいる龍ヶ崎に転院

>>平成16年 4月 域のもうひとつの家NPO法人あっとホーム設立に向け、準備を開始

>>平成16年10月 NPO法人あっとホーム設立。回想法をもちいたデイサービスを始める。

>>平成17年 2月 母と龍ケ崎市歴史民俗資料館に立ち寄る。
母は、展示品<昭和初期の生活用具>足踏みミシンを前にし、せきを切ったように昔話(回想)を始めた。このことが、回想法を核とした活動のヒントになる。

>>平成17年 3月 龍ケ崎市歴史民俗資料館に展示されている昭和初期の生活用具・農機具などを回想法で活用できないか、資料館と話し合いを開始。

>>平成17年 6月 歴史民俗資料館と協力しながら、回想法を核とした活動を進めるにあたり、名称をNPO法人龍ケ崎市回想法センターに変更。

>>平成17年10月 NPO法人龍ケ崎市回想法センター設立。
龍ケ崎市歴史民俗資料館と協力して生涯学習として『文化伝承』の回想法と、福祉部門と協力しながら『認知症予防』としての回想法とコラボレーションしながら、地域のみなさんと力を合わせた活動を始動。

>>平成18年 1月 歴史民俗資料館で傾聴ボランティアによる回想ガイド活動を開始。
母は、痴呆症状も改善、要介護1まで回復し、回想ガイドとして活躍中。

平成18年1月から12月迄の回想ガイド活動実績

回想ガイド活動   68回
回想ガイド      延べ  152人
参加者        延べ 2344人

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